AirPodsを売る前にやること完全ガイド|「探す」からの削除とリセット手順【2026年版】
リセットだけでは不十分。今のAirPodsはApple Accountと結びついていて、「探す」からの削除を忘れると次の人が使えません。売る前の準備を3ステップで、Apple公式の手順どおりに解説します。
「AirPodsはケースのボタンを長押しすれば初期化できるから、そのまま売れる」— 半分正解で、半分間違いです。今のAirPodsはiPhoneと同じように持ち主のApple Accountと結びついていて、リセットだけでは、その結びつきは解除されません。
「探す」からの削除を忘れて発送すると、買取店では商品化できずに査定が止まり、確認の連絡や返送で数日ロスすることもあります。逆に言えば、発送前の1分の操作で査定はまっすぐ通ります。この記事では、売る前にやることを「探す」からの削除 → リセット → 発送前チェックの3ステップで、Apple公式の手順どおりに解説します。

AirPodsにも「持ち主のロック」がある
AirPodsは、一度に1つのApple Accountとだけペアリングできる仕組みです。Appleも、人に譲ったり売ったりする前に自分のアカウントからAirPodsを削除しておくよう案内しています。削除しないまま手放すと、次の持ち主は自分のアカウントにペアリングできず、「探す」などの機能が使えません。
さらに近年のモデルは、iPhoneでおなじみのアクティベーションロックの対象にも広がっています。つまり「探す」に登録が残ったままのAirPodsは、リセットしても前の持ち主のアカウント情報を求められることがある、ということです。買取店が査定を止めるのはこのためです。
査定員のひとことAirPodsの査定で一番多い「待った」が、「探す」に登録が残ったままのご依頼です。現物はきれいなのに、ロックが外れるまで商品化できない。売る側の操作は1分で終わるので、発送前にひと目だけ確認してもらえると、その分早くお振込みできます。
売る前の準備は3ステップで終わる
ステップ1: 「探す」からAirPodsを削除する
最初にして最重要のステップです。iPhoneでの手順は次のとおりです。
1. 「探す」アプリを開く
2. 「デバイスを探す」タブでAirPodsをタップし、上にスワイプ
3. 「このデバイスを削除」 をタップし、確認の「削除」をタップ
1台のデバイスで削除すれば、それで完了です。AirPodsがBluetoothでつながる範囲にあると手早く進み、Macの「探す」アプリからでも同じように削除できます。
ステップ2: 本体をリセットする (モデル別)
リセットはペアリング情報を消す操作で、Apple Accountとの結びつきまでは解除されません。必ずステップ1とセットで行ってください。
まずAirPodsをケースに入れて蓋を閉じ、30秒待ちます。iPhoneの「設定」>「Bluetooth」にAirPodsが残っていれば「このデバイスの登録を解除」をタップ。そのうえで、モデルに応じた操作をします。
モデル | リセット操作 |
AirPods (第1〜3世代)・AirPods Pro (初代・第2世代) | 蓋を開け、ケース背面の設定ボタンを15秒ほど長押し。ランプがオレンジ→白の点滅に変わったら完了 |
AirPods 4 (全モデル)・AirPods Pro 3 | 蓋を開け、ランプ点灯中にケース前面をダブルタップ。白く点滅したら再びダブルタップ、速い点滅になったらもう一度ダブルタップ。オレンジ→白の点滅で完了 |
AirPods Max | ノイズコントロールボタンとDigital Crownを同時に15秒ほど長押し。ランプがオレンジ→白に変わったら完了 (事前に半分ほど充電しておくと確実) |
ランプが白く点滅している状態が「新しい持ち主とペアリングできる状態」のサインです。
自分のモデルがどれか分からないとき
リセット操作はモデルで違うので、先に確認しておくと迷いません。いちばん簡単なのはペアリング中のiPhoneで「設定」>「Bluetooth」からAirPodsの詳細を開く方法。手元で確かめる場合は、イヤホン本体の軸の裏側にAで始まる型番が印字されています (AirPods Maxは左イヤーカップのクッションの裏)。Apple公式の対応表は次のとおりです。
モデル | 本体の型番 |
AirPods 4 (ノイズキャンセリング搭載) | A3056 / A3055 / A3057 |
AirPods 4 | A3053 / A3050 / A3054 |
AirPods Pro 3 | A3063 / A3064 / A3065 |
AirPods Pro 2 (USB-C) | A3047 / A3048 / A3049 |
AirPods Pro 2 (Lightning) | A2931 / A2699 / A2698 |
AirPods Pro (初代) | A2084 / A2083 |
AirPods (第3世代) | A2565 / A2564 |
AirPods (第2世代) | A2032 / A2031 |
AirPods (第1世代) | A1523 / A1722 |
AirPods Max 2 | A3454 |
AirPods Max (USB-C) | A3184 |
AirPods Max (Lightning) | A2096 |
なお、充電ケースには本体と別の型番が付いています。買取の申込みでモデルを選ぶときは、イヤホン本体の型番を基準にしてください。
ステップ3: 発送前の最終チェック
最後に、次の3点を確認してから梱包してください。
ランプが白く点滅していること (= 新しい持ち主とペアリングできる状態)
「探す」アプリの一覧からAirPodsが消えていること
乾いた柔らかい布で本体とケースを拭いたこと (メッシュ部分は乾いた綿棒で)
箱や説明書、ケーブルが残っていれば一緒に送ると査定がスムーズです。
iPhoneが手元にない・先に初期化してしまった場合
機種変更でiPhoneを先に手放してしまっても大丈夫です。同じApple Accountでサインインしていれば、新しいiPhoneやiPad、Macの「探す」アプリから同じように削除できます。手元にAppleデバイスがない場合は、ブラウザの iCloud.com からも削除できます。「探す」からAirPodsを選んで削除してください。
Apple Accountのパスワードを忘れてしまった場合は、先にAppleの公式ページ (iforgot.apple.com) で再設定を。パスワードが分からないまま発送してしまうのが、いちばん時間のかかるパターンです。
いま、AirPodsはいくらで売れる?
準備の話の締めくくりに、実際の価格を見てみましょう。プロディグ買取の現在の買取価格です (未使用Sランクの上限と、中古A〜Cランクの実勢)。
モデル | 買取上限 (未使用S) | 中古 (A〜C) の目安 |
AirPods Max 2 | ¥69,000 | ¥41,000〜57,000 |
AirPods Max (USB-C) | ¥54,000 | ¥28,000〜39,000 |
AirPods Max (2020) | ¥38,000 | ¥22,000〜30,000 |
AirPods Pro 3 | ¥27,000 | ¥14,000〜20,000 |
AirPods Pro 2 (USB-C) | ¥22,000 | ¥11,000〜16,000 |
AirPods Pro 2 (Lightning) | ¥20,500 | ¥8,800〜13,000 |
AirPods 4 (ノイズキャンセリング) | ¥16,500 | ¥9,600〜13,000 |
Apple Pencil Pro | ¥15,000 | ¥7,200〜10,000 |
イヤホンはバッテリーの消耗が査定に響きやすく、使わずに置いておくだけでも少しずつ値下がりしていきます。手放すと決めたら、準備を済ませて早めに送るのが手取りを増やすいちばんのコツです。価格は市場相場に合わせて更新しているので、最新の金額は価格一覧ページで確認してください。
よくある質問
「探す」から削除すると、何かデータは消えますか?
AirPodsには写真や音楽のようなデータは保存されていないので、消えて困るものはありません。イコライザなどの設定はリセットで消去されますが、新しいイヤホンでも設定し直すものなので実害はありません。
リセットしたのに「探す」にまだ表示されています
それが正常です。リセットはペアリング情報を消す操作で、Apple Accountとの結びつきは解除されません。ステップ1の「このデバイスを削除」を実施すると一覧から消えます。順番が逆になっても問題はありません。
充電がほとんど残っていません。リセットできますか?
AirPods本体はケースに入れて操作するため、ケースに充電が残っていれば大丈夫です。AirPods Maxは本体のボタン操作なので、事前に半分ほど充電しておくと確実です。
まとめ — 1分の操作で、査定はまっすぐ通る
やることは3つだけです。「探す」からこのデバイスを削除。モデル別の操作でリセット。ランプの白い点滅を確認して発送。この順番さえ守れば、ロックで査定が止まることはありません。
「探す」からの削除は、次にこのAirPodsを使う人への引き継ぎでもあります。準備が済んだら、あとは送るだけ。査定の流れはご利用ガイドにまとめています。









